羽鳥モーニングショーが、「自粛」を讃美し、怯えて家に
閉じ籠った臆病者を「戦士」と称え、さらなる不安を煽る
報道をしていた。
怯えていただけの者がなぜ「戦士」なのか、さっぱり
分からない。
そもそもこの番組、「コロナはまだ流行してなかった」が
前提のはずなのに、「自粛に効果があった」というのは、
サイエンスになっていない。
しかも、岡田晴恵は「流行らなかった分、秋冬の被害は
莫大に多いわけですから」と予言していた。
「2週間後は東京もニューヨークのように地獄になる」と
いう予言は外れたのだが、またしてもノストラ岡田ムスの
大予言だ。
小池自粛要請や、緊急事態宣言の効果があったか
どうかは、今後も考察していかねばならない。
わしは7月発売の予定で「コロナ論」を描き進めて
いるのだが、科学者がまだ新コロの正体を完全に
把握できていない以上、どうしても「予言」は必要に
なる。
当たらなかったら信用を失う。
テレビは言いっぱなしでいいが、書籍はそうはいかない。
責任感の大きさが全く違うのだ。
今現在の問題点も毎日、出てくる。
今週土曜日も「おどれら正気か?」をやらざるを得ない。
喋ってみて、反応を見て、確信を得て、描き進めると
いう手法をとるしかない。
「コロナ論」は時事的な論考に終始するものではなく
(その分は「SPA!」の連載で描くが)、この国の問題点
を抉らなければならず、今話題にされている事柄より、
もっとマクロな視点から描かねばならない。
そして新コロに直接関係はないが、黒川検事長の
問題や、女子プロレスラーのネットいじめの件も、
重要だ。
「おどれら正気か?」で話しておこう。